Q&A


Q1 「使用ずみ核燃料再処理工場」とは? 

青森県六ヶ所村にある、大量の核燃料(核のゴミ)を処理する、巨大な化学工場です。 
事業者は、全国の電力会社9社でつくる日本原燃㈱です。 
全国に55基ある(2007年10月現在)原子力発電所で燃やした燃料を硝酸に溶かし、 
燃え残りウランなどからプルトニウムを分離することを再処理といいます。 
このプルトニウムは、旧動燃のもんじゅ(福井県内)で使用される計画でした(核開発にもつながる)。


Q2 なぜ反対するの? 

①再処理工場では事故が起きなくても、ただ運転するだけで、一日で原発一基一年分の放射能を海や空に出します。英・仏の再処理工場周辺は広範囲に放射能で汚染されています。子ども達の未来のために、止める責任があります。 

②とりだしたウランを使う計画はなく、プルトニウムを商業利用しようとする日本の計画も、世界の流れに逆行します。危険過ぎて非現実的です。日本ではすでにプルトニウムがあり余って困っています。 

③かかる費用が莫大です。2004年に発表された数字は、廃棄物処理を含めて19兆円かかるとなっています。 

④六ヶ所村付近は地盤が劣悪で、沖合いにはM8.3の巨大地震が起きる可能性がある活断層が走っていると指摘されています。大量の使用ずみ核燃料を貯蔵している施設が大地震に襲われたらどうなるの…? 

⑤原発よりも過酷な事故が起きる可能性が高い。試験中にもトラブルはすでにいくつも起きています。 

⑥プルトニウムは超猛毒物です。その毒性は角砂糖5個分の量で日本人全体の致死量になると言われています。 

⑦再処理することによって、さらに管理困難な放射性廃棄物が雪だるまのように大量に増えていきます。 

⑧原発による放射能汚染はウラン採掘の現場からはじまり、核のゴミをすてる最後まで続きます。 

⑨地震大国日本に原発の立地に適した土地はありません。地震多発地帯に55基もの原発が密集している地域は、世界中で日本だけです。 

⑩再処理工場と原発は何万年も消えない放射能を海に空にまき散らす、最大の環境汚染源です。 



Q3 国はなぜそんな危険なことをやめないの? 

核開発のため?お金もうけのため? 


Q4 原発に頼らず、エネルギーがつくれるの? 

①現在、火力発電は約50%の稼働率(半分休んでいる)ですので、これを100%稼動させれば「原発なしで電気は大丈夫」です。(実際、2003年に東京電力の17基の原発すべてが完全に止まった時も、停電しませんでした。) 

②2020年までの自然エネルギー(風力、太陽光など)の目標割合が、EU諸国は20%なのに対し、日本は1.6%に過ぎません。ドイツ、スエーデン等 は、すでに脱原発へ舵を切っています。原発を続ける限り、電力の浪費に拍車がかかる構造になっています。それではかえってCO2排出も促進します。