どうして福島の新聞に意見広告?

□ どうして福島の新聞に意見広告を載せたいの?

福島原発事故から2年経って何よりも必要なのは福島と繋がること。原発事故を無かったことのように福島を孤立させてこれからあるだろう様々な被害をないことにしてしまおうと政府、メディア、東電…など推進派は様々な方法で策を練り動いています。それは最早、戦時中と同じくらいの情報操作で福島を孤立させているのです。

私達はこれからの私達の安全と未来を守るために、福島と繋がる必要があるのです。目に見えない強靭な力と立ち向かう為に、その立ちはだかった大きな壁に小さくても風穴を開けるために…一緒に意見広告で福島と繋がることで闘っていきませんか?


*意見広告運動は、
さまざまな事情で集会や街頭デモに参加できないかたでも意思表示ができる紙面上のデモです。



*********************意見広告で伝えたいこと************************

1) 福島で身近な放射能の汚染と政府の安全キャンペーンの間で苦しんでいる人たちに、
全国から心配しながら注目している人たちが沢山いること、忘れていないこと、一緒に声をあげたいことを伝えたい。

2)2012年6月に衆議院で全会一致で成立した「子ども・被災者支援法」の存在を改めてアピールする。

3)政府に、1mSv/年以上の地域の住人すべてに生活再建支援・医療支援付きの避難・保養の権利があることを認めさせ、必要な基本方針の速やかな策定を求める。

4)避難を選ばなかった住民には,長期的な低線量被ばくの影響を最大限低減するための措置を政府に早急に義務づける。

5)2013年5月に日本政府に対して提起された国連の「健康に対する権利」勧告を政府は謙虚に受け入れるべきである。

6)可能であれば、被災者支援・子どもたちの保養などを行っている全国の取り組み、県内外の医療支援の実際に関する情報を合わせて紹介したい。

―――
6)に関しては,全国の皆さまからの情報提供が不可欠です。

被災者とつながり,少しでも被災者に役立つために、こんな取り組みを行ってい
ます,という情報をぜひお寄せくださいますよう、ご協力を心からお待ちしてい
ます。
Email:voicenonukes@gmail.com
Fax: 03-3238-0797 (たんぽぽ舍気付:ストップ原発&再処理・意見広告の会)
*賛同金の額により、広告の大きさが変わるため、必ず意見広告に採用できるとは
限りません。


----------------------------<<  備  考  >>---------------------------------------------

○汚染されているのは、福島だけ?

まさか!放射能が県境を確認して飛ぶはずありません。
福島で国が起こしている、安全キャンペーンは、とっても圧力の強いものです。
けれど、福島以外の東北地方や北関東だって、いいえ東京だってリスクの高いところはありますよね。
震災がれきに放射能が付いていた、食べ物に放射能が含まれてしまう、そんなことも考えれば
どこにいたって人ごとではないのに、
放射能への不安、日本中どこに住んでても言い出しにくくない?

リスクを誤魔化さない。危険の可能性を軽く見ない。人それぞれのリスクの取り方を尊重し、
病気になった時には助け合う。
これから長いあいだ、嫌でも原発事故の収束作業を担い、放射能の管理をしていかなければならないのは
日本という国に住む私たち自身です。
みんなそれぞれに個性の違う体を持って、少しづつ(もしかしたら大きく)違う生活をしています。
似たような条件下でも、放射線から受ける影響は人それぞれ。
各個人の事情から、放射能の少ないところに住む人もいれば、少し他より多いかな…という場所に住む決断をする人もいるでしょう。
必要なのは、現実をしっかりと見て、決して相手への思いやりを忘れずに、率直に意見を言い合えること。
そして最後には、お互いの決断が違っても尊重しあえることではないでしょうか。

福島に意見広告を出す運動は、日本全国に広めたい運動です。その中で、福島以外の地域でも
「危険は危険」「不安は不安」そう話ができる、けれどもお互いの事情を尊重できる、
そんな空気を作る、きっかけにもなりたいと思います。




○ぼくたちモルモットにされるの?

実は私たちの中で、チラシのイラストを採用するにあたり異論が出ました。
「放射能の被害で初めて人間がモルモット扱いされるわけじゃない。今まで難病や障害で医療の実験台のように
扱われて来た人たちもいる。そんな人たちはこれを見たら、自分たちは置き去りにされたと思うのではないか?」
放射能の被害にあう人々のケアさえできれば、その他のさまざまな理由で”モルモット扱い”を受ける人には関心を寄せない
ということにつながってしまうのではないか、そんな危機感の提起です。
けれど、このイラストを採用するに至ったのは、福島の現状はまさにこれである、という強い訴えかけからでした。
怖い絵だと思います。放射能の被害、それだけじゃない、社会からの強い圧迫と救いの無さを想起させる絵です。
これほどの迫力で訴えなければ、いけないのが今なのだという、福島出身のメンバーの言葉を受けとめ採用に至りました。
(でもね、東京に住んでいたって、低線量被ばくのサンプルとして見られているんじゃないかな…?)
原発によってエネルギーを得、お金持ちになって来たのならば、その間違いが明らかになった今、
原発はもちろん、あらゆる人権侵害に目を向ける努力をしていくべきですよね。
あまりに酷い事故をきっかけにして、人は優しく強くなって行くしかないのではないでしょうか。
誰かを勝手にモルモットになんてしちゃいけないんだよ。
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